私たちの養殖場は、岩手県花巻市・早池峰山のふもとに位置しています。 この地域は、岩手を代表する山岳「早池峰山」からの雪解け水が豊富に流れ込み、四季を通じて安定した水量と清らかな水質が得られる貴重な場所です。
この自然環境は、養殖において最も重要な「水」の質と量を保つのに最適であり、私たちの魚たちはこの清流の中で、ストレスの少ない健やかな成育環境を享受しています。
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現在稼働している養殖場は、陸上型の飼育水槽を複数配置した構造となっており、魚種・サイズ別に最適な密度と水流を保てるよう設計されています。 水槽ごとに導水・排水が独立しており、水質管理と生物管理を両立できる構造となっています。
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養殖の品質を大きく左右するのが「水」。 私たちは以下のような取り組みで、水質と水温を常に最適な状態に保つ工夫を行っています。
掛け流し方式の導入:水は一度使って循環させるのではなく、常に新しい山水を流し続けることで、酸素量・水温の安定・老廃物の排出が自然に行われます。 水温モニタリング:特に夏場の高水温による酸欠リスクを防ぐため、朝晩の水温測定を徹底。必要に応じて水量を調整し、魚にとって負担の少ない環境を保ちます。 透明度とpH の管理:視覚的な水質チェックだけでなく、定期的なアルカリ性・酸性のバランス確認も実施しています。
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現場では、魚の育成や水の管理に必要なさまざまな設備や機器を適所に導入し、人の手と技術の融合による養殖体制を築いています。
水温計・水質測定器(携帯型・固定型) 蓄養用水槽・搬送用コンテナ 稚魚管理用の小型生簀 緊急時の発電設備(災害対策)
これらの設備は、省力化と品質維持を両立させるために導入されており、今後も必要に応じて拡張・改良を続けていく予定です。